LIVE goes on

主にライブの感想をブログに書いてます。便宜上敬称略で文章は書いております。

ラルク 大雨の20周年記念ライブ

「雨は演出です。最後には虹がかかります」hyde

 

冒頭のMCで述べた一言だ。正にバンド名通りのカラフルな楽曲群がちりばめられたそんな印象。

大雨の中、東京 味の素スタジアムにてL'Arc〜en〜Ciel 20th L'Anniversary LIVEが開催された。

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2008年のツアー終了後ライブ活動を休止していた彼ら。年始に行われたカウントアップライブに続きチケットは即完のプレミアライブとなった。

 

大雨に打たれ少し肌寒い中、
SEが流れるとなんとスタジアムの後ろから黒のハマーに乗ってメンバーがやって来たではないか。20周年。やることが違う。

 

ステージに向かって(雨の中)ゆっくりとスタジアムのトラックを歩くメンバー。

hydeの髪型がまるでパイレーツオブカリビアンジャック・スパロウのような

ドレッドヘア。この人、どんな髪型にしても似合う。
(後日談、この髪型にするのに6時間かかったらしい)

 

いざ、ステージに上がってtetsuyaが弾き始めたのは"In the Air"のフレーズ。
予め1991〜1998年の楽曲を披露するとアナウンスはされていたものの、

この選曲に会場は怒号のような悲鳴が。(いや、ビビってしまった私も)
続く、"Caress of Venus"では早くもテープが飛び交う。

 

「L'Arc〜en〜Cielです! L'Anniversaryへようこそ。(中略)
今日は98年までの曲をやる、ちょっとマニアックな日なんですけど、大丈夫ですかね?
今日はあれですよね?かなりコアな50000人が集まっているってことですよね?

隅々までマニアが見えます。あれでしょ?

みなさんは今までラルクとともに過ごしてきたんでしょう?
きっと曲聴くといろんな思い出思い出したりするんでしょ?」hyde

 

その後も"風の行方"、"As if in a dream"といった近年披露されないレア曲を連発。
初期ラルクが詰まりに詰まった夢のようなセットリストでライブは展開されていく。
長年のファンは涙モノ、新規ファンには新鮮に映る楽曲群に味スタはラルクワールドに染まっていく。

 

また、本日はyukihiroが加入以前の楽曲が多数披露されており、

新たな色が加わっているような気がした。

 

もちろん、L'Arc〜en〜Cielはエンターテイメントを常に忘れない。
中盤、"winter fall"の手前にyasu(Janne Da Arc)、DAIGO(BREAKERZ)、狩野英孝などといった
著名人による同曲のリレー歌唱を行なった映像が流れ、

会場は笑いと悲鳴が飛び交った。

続く、"ガラス玉"はなんと15年ぶりの披露。
しっとりとした時間が流れる。

大雨は止まない中、ビジョンにはメリーゴーランドの映像が流れ始める。
何度かリズムセッションをした後、笛とともに始まった"Blurry Eyes"。

hydeが笛を客席へと投げるのが定番となっているが、

もちろん今回もそうだ。間奏で一旦演奏がストップし

 

「僕たちは君たちのスパイスになれているんでしょうかー?カレー?塩?醤油…?
…味の素? 味の素になれてんのかー?!」ken

 

と上手いMCを振り会場は笑いに包まれた。

その後も、"Lies and Truth"、"flower"、"I'm so happy"といった人気だがライブでは滅多に披露しない楽曲が続き、会場はもちろん沸きに沸く。


そんな大盛り上がりの中、本編ラストはステージに大きな炎がたくさんあがった"Shout at the Devil"で幕を閉じた。

 

雨が降りしきる中アンコールはもちろん鳴り止まない。
聞き覚えのあるフレーズがどこからともなく聞こえてくる。

 

「胸にいつの日にも輝くあなたがいるから」 "あなた"より

 

会場のファンの合唱とともにメンバーたちは

白いハマーに乗り再び登場し"あなた"を披露。

夜空に浮かぶファンのサイリュームが、まるで星のような景色を作る。

 

「普通"あなた"でライブは終わりじゃん? まだやるからね!」tetsuya

 

その流れで披露されたのは"milky way"。タイトル通りの景色が味スタに広がる。
更に初期曲の"Voice"を披露し、会場は地鳴りのような大盛り上がりを見せた。

 

しかし、まだライブは終わらない。更に彼らは"White Feathers"を披露した。
羽がステージ上を舞う。降りしきる雨の音がかき消されるほどの空間を作り出していた。

 

「この20年間も、ありがとうございます。止まない雨はない。最後に"虹"聴いてください。」 hyde

 

たくさんの思い出が蘇る夢のような時間の最後に披露されたのは"虹"。
客席の歓声やサイリューム、ビジョンの映像、打ち上がる無数の花火。
いろんな思いや景色が混ざりまさに味の素スタジアムは七色の景色を作り上げていた。

大雨は確かに大雨。でも、止まない雨はない。雨があって見えるものがある。それは、虹だ。
味の素スタジアムには、たくさんの笑顔という太陽が出て虹が広がっていた。

 

文:Shun

 

 

GOOD LUCK MY WAY

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