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LIVE goes on

主にライブの感想をブログに書いてます。便宜上敬称略で文章は書いております。

LUNA SEA The Holy Night 熱狂のさいたま2days

ロック ライブ V系

完全復活から6年目の冬。
特別なあの日にLUNA SEAがライブを行った。

 

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The Holy Night -Beyond the Limit-


聖夜に限界を超えてというタイトルが付けられた今回のライブ。
FC限定ライブやフェスの出演などを除けば実に1年半以上ぶりのワンマンライブ。

もちろん、会場外には熱気あふれる筋金入りのSLAVE(LUNA SEAファンの総称)から
家族で来ている人たちまでたくさんの人が今か今かと埋め尽くしていた。

 

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2日間、ファンには堪らない機材展示も会場内にて行われた。


復活してからというものコンスタントに活動を継続している彼ら。
着実にファンの層が厚くなっていると実感せざるを得ないと
ここ最近彼らのライブに行くたびに実感する。
私と同年代の若い男性ファンやご年配の方まで。


かくいう私も後追いのファンであり、復活すると決まった時は泣いて喜んだものである。
そして、今年も活動をしてくれたこと、5人が元気でいることが
イチファンとしては何よりも幸せである。

12月23日、24日。
冒頭に述べたように、それはLUNA SEAにとって、
そしてLUNA SEAを好きな人たちにとっては特別な日である。
1995年 初の東京ドーム公演、1996年 活動休止を発表した横浜スタジアム公演、
2007年 一夜限りの東京ドーム公演、2010年完全復活の狼煙を上げた東京ドーム公演
など節目節目のライブが行われていたのがこの日付である。


1年ぶり以上のライブの日程もこの日にぶつけて来たのはなんとも彼等らしい。
LUNA SEAのライブには一種の様式美というものがあり
どんな曲をやるだろうかどんな流れでやるだろうかと予想したりするのが楽しかったりする。
初日おいては
ヒット曲の"DESIRE"や"TRUE BLUE"といった新規ファンをガッチリ掴む曲を披露したかと思いきや
"Sweetest Coma Again"といったアルバムの中の一曲を
中盤で持ってくるのが彼等らしいといえば彼等らしいのだが
このアルバム曲こそ5人であるから出来る音楽なんだなと常々思わされる。

何が?聞かれたら、答えは"キメ"である。
一音一音ビシッとキマるのが彼等のライブの特徴であり、
これはコピーができない独特のノリがある。
これには毎度驚かされる点であり、
LUNA SEAってライブでこそ映えるのではないかと痛感させられる点で、
とにかく聴いていて気持ち良いのである。

久しぶりのドラムソロとベースソロもとても感慨深かった。

 

「真矢〜!!!」

「J〜!!!」

 

と怒号のように会場が地鳴りを起こす。
LUNA SEAにきたっ!という感じがして高ぶってくる。
全体で起こすグルーヴ。これぞ一体感というような。

後半の流れは"SHINE"や"IN MY DREAM"や"PRECIOUS…"
といったシンガロングが生まれる曲ばかりで
従来の飛ばしまくる後半パートとは一味違う流れで
ここ最近のLUNA SEAはとても温かいライブをするなあとしみじみと感じてしまった。


ここ最近では本編終了後のアンコールでのMCが非常に面白いのがLUNA SEAのライブ。
復活前は喋らないキャラを貫いていたINORANも喋る喋る。
今回の2日間はとにかく彼が1番ノリに乗っていた気がする。

 

「今日誰も喋ってないね〜?俺喋るよ!」

 

20年前には確実にありえない景色。
しかもとても楽しそうなのである。
演者が楽しくないとそりゃあオーディエンスもノレないというのはあるけども、
LUNA SEAのイメージはV系で少し暗いというイメージがあるからこそ、
初めて来た人は多少驚くかもしれない。

きっと

 

「真矢以外もギャグ言うんだ〜」

 

みたいな感じできっと驚くはずだ。

先に述べたように、
カッコいいだけではなく、温かみがあるのが今のLUNA SEAと私は念を押してさらに伝えたい。
そして、初日のサプライズ発表は翌年5/29の記念日に
日本武道館ライブを行うことの発表であった。
また一つ楽しみができた。

 

2日目の夜は
前日とは大幅にセットリストが変わって我々オーディエンスを大いに驚かせて来た。
2日間あると数曲変わるのが一般的なライブではあると思うが
今回は各日18曲のセットリストのうち被っているのは7曲。
実に10曲以上が変わっているのが驚くべき点である。
実際演奏する側としてはとても大変であるはずだが…


前日ではアンコールでのサプライズ披露された"White Christmas"が
2日目ではアカペラから"Anthem of Light"の流れで披露されて聖夜感が増すサプライズ。
更に驚きは中盤での"LUV U"を披露した時のこと、
今までの場合この曲はなかっただろうINORANさん煽りのクラップ。

会場が今までとは違うノリにどよめくもすぐに全体に広がるクラップ。曲もライブで進化する。
最近ではSLAVE限定ライブでしか披露されていなかった
"AURORA"まで披露されて歓声が更に響き渡る。
俗にいうヲタ曲をこのような大箱ライブでもやっちゃうのがLUNA SEAらしさでもある。

ドラム&ベースソロ後の"BLUE TRANSPARENCY"ではまたINORANさん煽りのクラップが発生。
ヘドバンとクラップが混じるある意味カオスな構図が。
でも、これが今のLUNA SEA?なのではないか。
曲もライブも常に進化するとはこれだ。笑


だがしかし
本当にこの2日間INORANがとっても楽しそうでこっちも幸せになってしまう。
"STORM"、"TIME IS DEAD"、"ROSIER"、"BELIEVE"と
鉄板メニューでたたみかけた本編は熱く終わり

アンコール待ちではきよしこの夜合唱の中
スマホのライトをサイリウムに見立てて会場を白一面にする事前告知のないアンコールが発生。(LUNA SEAサイリウムなどの持ち込みは禁止されている)


RYUICHIが思わず「みんないつリハーサルしてるの?」と仰っていたが
もちろん練習なんぞなく、自然発生。
これがSLAVEだと言わんばかり。

気持ちが一つになり、一体感が生まれていったことにスマホを振りながら感動してしまった。
Jが仰っていた通りまさにみんなで作った「雪」であった。

そして、アンコールでもINORANが喋る喋る。
楽器隊がスタッフに楽器を預けるくらいにあのINORANが喋る喋る。
28年目にして前日を凌駕する奇跡の光景。
更に話は真矢に振られ、
ドラムのポジションからはどのような景色が見れるのかという話題になり、

 

「4人の背中越しの君たちの笑顔を見てごらんなさいっていう話だよ。本当に感動するよ。今度ドラムのところに君たちに向けたカメラを置きたいくらい。8割は俺の顔だけどね!」


しっかりとオチがついている…
流石真矢さんであるが、この景色見て見たいし是非やって欲しいなと思う。
こんな感じで2日間あったかエピソードばかりが生まれたのが今回のLUNA SEAのライブ。

もちろん、盛り上がるところは盛り上げてくる。
聴かせるところは聴かせてくる。
でも、復活した後はそこに温かみがプラスされている。間違いなく。

大ラスの"WISH"でメンバーも会場も笑顔で溢れているのがそれを如実に表している気がする。
SUGIZOが仰る通りステージが聖地でありホーム。
まさにその通りなのではないかと思う。

様々な壁を乗り越えて、今また動き出しているLUNA SEA
好きになった時は終幕しており、
映像やCDだけの世界でもう二度と彼等と同じ時間を過ごすことは出来ないと
思っていたからこそ、今一緒にバンドと共に歩むことができてとても幸せである。

5/29 日本武道館まで待ちきれない。

 

文:Shun

 

 

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