嗚呼、LUNATIC

音楽を中心にいろいろ

10年ぶりの黒夢

 

 

タイトル通りである。

 

10年のブランクを感じさせないかっこよさ。

あまりにも良過ぎた。

 

良すぎたというのは誇張でもなんでもない。

今が在るという当たり前の姿をまざまざとみさせられたのだから。

 

少し逸れるが今年は2025年。

 

そして今これを書いているのは2月の半ばなのだが、99〜00年付近を彷彿とさせるようなライブが各地で広げられているのだ。

 

ざっくりとだがまとめてみる

 

・1/18,19

L'Arc〜en〜Ciel東京ドーム

GLAY 横浜アリーナ

 

・2/8

PIERROT 有明アリーナ

 

・2/9

PIERROT 有明アリーナ

黒夢 東京ガーデンシアター

1995 SIAM SOPHIA 大阪城ホール

 

往年の時代を駆け抜けた世代には垂涎のライブ群。

青春時代に戻った方もきっと多いことだろう。

 

なお今月末にはLUNA SEAの東京ドームが控えている。

 

さて、本題に戻る。

 

私が参戦したのは2/11のぴあアリーナ追加公演。

2/9は仕事の都合でいけなかったのだが

SNSでの盛り上がりからもう期待しかなかった。

 

 

たまたまこの記事に辿り着いた方も居ると思うので

軽く黒夢に触れておくと

 

1991年結成のロックバンド。

 

初期のアンダーグラウンドな音楽性から

 

feminism
feminism
  • アーティスト:黒夢
  • ユニバーサル ミュージック
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中期のアルバムfeminismに代表されるポップな音楽性


www.youtube.com

 

CORKSCREW
CORKSCREW
  • アーティスト:黒夢
  • ユニバーサル ミュージック (e)
Amazon

 

後期のCORKSCREWに代表されるパンク街道を進む音楽性


www.youtube.com

 

 

1999年の活動休止まで目まぐるしく音楽性を進化させていったバンドである。

代表曲の少年は上記のCORKSCREWに収録されている。

 

激しいバンドサウンドもさることながら

当時の世相を風刺した秀逸な歌詞も魅力的であるので

是非聴いてみていただきたい。

 

10年ぶりの復活となった今回のライブのタイトルは

"CORKSCREW A GO GO SAINT MY FAKE STAR"

 

98〜99年に行われていたツアーのタイトルが"CORKSCREW A GO GO"である。

 

実は2009年に1夜限りの復活を遂げた際は

活動休止に区切りをつけるという意味合いで"FINAL"が冠されていた。

 

そして2年後に本格再始動し2015年まで活動した際は

CORKSCREWのタイトルを冠したツアーは行われていない。

 

それが今回新たなステージで蘇ったわけである。

蘇ったというのが正しいのか、目にしたのは現在進行形そのものだったように感じる。

 

まず、アリーナ規模という大きな会場で全体を熱狂の渦に巻き込むというのはかなり難しいこと。

 

後ろ側の席だとノってないなんてことはザラにあるのだが、私がいた3F席は怖いほど揺れていた。

空気の意味でも、物理的な意味でも。

 

 

清春がキャリアの中で戦ってきたフィールドはどの時代でもライブハウスが中心である。

 

まさにどんな場所でも圧倒的なパフォーマンスでライブハウスに変えるという言葉がふさわしい。

そんな熱狂の渦がぴあアリーナ全体に広がっていたのだから。

 

指定席にも関わらずアリーナ席があんなに揺れているライブなんて久しぶりに見た。

 

 

めくるめく繰り広げられる"CORKSCREW"や"Drug Treatment"の楽曲群。

息をつく間もない中、久しぶりに聴いた人時のベースソロタイム。

 

派手さよりも職人業というのが相応しい。

 

清春と人時のタイムレスな演奏の緩急によってライブが更に深化していく。

 

更に今回のハイライトは

"MIND BREAKER"の楽器隊セッションと

SOIL & "PIMP" SESSIONSのタブゾンビと栗原健を迎えて披露された

"HELLO, CP ISOLATION"、"YA-YA-YA!"、"MARIA"の3曲。

 

コラボレーションによって演奏の豪華絢爛さも去ることながら

激しいカオスの渦からパーティの渦へ。

 

 

ただ淡々とメニューをこなすというよりも

アリーナ規模ならではのサプライズ。

清春黒夢以外のキャリアで積んできたであろう色気、表現の深みがこの3曲に詰まっていた。

 

その後もライブは駆け抜けていきあっという間にアンコールへ。

 

 

 

そんな中、清春が発した

 

「楽しいこといっぱいしましょう。どうせ死ぬんだから。」

 

言葉でいうのは簡単だが、体現するのは難しい。

全然丸くなってないよとも仰っていたが、

間違いなく同年代の周りのアーティストよりも尖っているし自分の世界観を突き詰めている。

そこがぶれないのが彼の最大の魅力と私は感じている。

 

 

30年のキャリアから醸し出される大人の余裕は

今1番黒夢にいいスパイスと刺激を与えたのではないかと思うくらい

10年前のそれとは全く別の黒夢を観た。

 

脇を固めた

ドラムのKatsuma(coldrain)

ギターのDaiki(crossfaith)

そして、なんと言っても

もう1人のギター坂下たけとも

3人のグルーヴや熱量を含めて

2025年黒夢は更に深化していくことは間違いない。

 

 

そんなライブもこの曲で終わるのだから、泣けてくるのは自分が大人になったからなのか、ガキの頃から変わってないのか。

また7月確かめに行きたい。

 

 

"初期衝動に 魅せられて 走り出した 僕の感性 いつまでも 閉じたくない"

 

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2015.2.11 ぴあアリーナMM

SET LIST

1 FAKE STAR
2 SPOON&CAFEEINE
3 DISTRACTION
4 CAN'T SEE YARD
5 BARTER
6 BAD SPEED PLAY
7 LAST PREASURE
8 Bass Solo
9 MIND BREAKER
10 MASTURBATING SMILE
11 FASTER BEAT
12 HELLO, CP ISOLATION
13 YA!-YA!-YA!
14 MARIA
15 ROCK'N'ROLL
16 C.Y.HEAD
17 CANDY
18 後遺症 -aftereffect-
19 SICK

ENCORE 1    
1 DRIVE
2 Suck Me!
3 カマキリ

ENCORE 2    
1 少年
2 NEEDLESS
3 Like@Angel

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